• HOME
  • 獣医師インタビュー
インタビューメイン画像

入社のきっかけは?

決め手は実習時に感じた病院の雰囲気の良さです。学生時代、15件ほど動物病院へ実習に行きましたが、どうぶつ病院京都では獣医師・看護師問わず先輩後輩を超えて円滑にコミュニケーションを取っている姿が印象的で働きやすそうだな。と感じましたし、実習生の私にも優しく接していただけたことが印象的でした。また、月に数回、専門医や認定医の先生も実際に診察をされていたりと、複数の分野でしっかりとした専門知識をつけられると思い、入社を決めました。

桑木 美月

会社からのサポートを感じた瞬間

桑木 美月

外部の研修・セミナー費用を負担してもらえたり、先輩の先生や会社から「こういうセミナーがあるから行ってみない?」「行きたいセミナーがあったら言ってね」と声をかけていただけるのは、成長に繋がるありがたい環境だと感じています。実際に、皮膚科専門医の永田雅彦先生が主催されている専門塾や外部の外科施設での手術経験、コミュニケーションを体系だって学べるものなど多くのセミナー・実習に参加する機会をいただいています。

成長とやりがい

技術面や知識面はもちろんですが、特に飼い主様とのコミュニケーション力の向上に成長を感じています。最初は情報を正確に伝えることばかりを考えていましたが、日々の学びを重ねる中で、今ではわかりやすい説明や、飼い主様に落ち着いて聞いていただける話し方を意識的に心がけるようになりました。飼い主様はどうぶつのことだけでなく、どうぶつに接する私たちの様子もよく見ておられると日々実感しています。 獣医師として役にたてた時には称賛をいただける一方で、そうでない時には信頼を失ったり、怒りをぶつけられたりと、厳しい反応もあります。決して上手くいく時ばかりではありませんが、だからこそ、その経験が次への原動力となり、「次はもっと良い対応をしよう」と前向きに努力し続けることができています。

複数病院での勤務について

桑木 美月

2年目から分院のねこ院での勤務を経験し、これは自分にとって大きな成長の機会になりました。各院にはそれぞれ特色がありますが、ねこ院はグループ病院の中でも特に飼い主様との距離が近く、何気ない世間話を交わすようなラフな関係性を大切にする雰囲気があります。本院とねこ院の2拠点を経験したことで、飼い主様によってはこうしたラフな関係性の方が心地よく感じられることに、より早く気づくことができました。 また、病院の特性上、2年目ながら獣医師1人体制で診療にあたる日もありました。当初は「救急症例が来たらどうしよう」と不安もありましたが、今振り返ると、この経験があったからこそ1人で対応する力を早い段階から身につけることができたと感じています。

この仕事を通じて「どうぶつを想う・人を想う」と感じた瞬間を教えてください。

治療方針の判断が難しい症例に向き合うとき、「どうぶつを想う・人を想う」という言葉を実感します。 病気の状態だけでなく、飼い主様がどのようにその子と関わってこられたのか、これからどう過ごしていきたいと考えておられるのか。そして、その子にとって最もQOLが高くなる選択は何か。 獣医師として専門的な意見はしっかりと持ちつつも、飼い主様の気持ちを尊重しなければ、本当に納得できる治療方針は決められないと考えています。そういった場面でこそ、「どうぶつを想う」だけでなく「人を想う」ことの大切さを改めて実感しています。

桑木 美月

この会社で活躍するために必要な力は?

桑木 美月

獣医師は職業柄、どうしても拘束時間が長く、時には人から強く当たられることもあるため、体力的・精神的な忍耐力が必要だと思いますし、言葉を発さないどうぶつや飼い主様の気持ち、一緒に働く仲間が何を考えているかを汲み取る共感力は、業務を円滑に進めるために不可欠だと思います。どうぶつはもちろんですが、飼い主様やメンバーの気持ちを汲んで、良い関係性を作っていける人が当社では活躍できるんじゃないかなと思います。

© どうぶつ病院京都グループ

ENTRY
エントリー
TOP