社会人になるときに働く経験がアルバイトしかなかったので、真剣に働くことを考えたときに、どういったところが自分の行きたいところなのか、逆に自分がやりたくないことは何かを考えることが多くありました。当院に見学へ行った際に一番印象的だったことが、飼い主様がどうぶつを連れて診察室に入られて、中で先生や看護師が明るく対応されているところでした。その中でも重い病気の子は不安を抱えて来院しますが、親身になって話を聞いて、飼い主様が安心して帰っていく姿が印象的だったことと、実習に来ている私に対しても「どんなことに興味があるの?」と気さくに質問をしてくださり、自分と向き合ってもらえていると思い、当院に入社を決めました。
獣医師として仕事で心掛けていることは、どうぶつを連れて来院される飼い主様のどういった不安を抱えているのかを、まず最初に聞くことを心掛けています。私も人の病院に行くときに、どのような症状で、何がしんどいのかを伝えていますが、どうぶつの場合は自分で話ができないので、飼い主様からどうぶつの容態や状況などを聞いたり、不安なこと以外で私の方からも質問をしたり、いろいろなことを聞いています。実際に診察を受けて、帰るときの飼い主様の表情が明るくなったり「安心しました」という一言がもらえるように、普段の診察をしています。
犬猫以外のものが半分ぐらいは来るのでっていう感じですかね。
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